「そろそろトリミング行かなきゃ…」と思いながら、気づけば予約を先延ばしにしていませんか?
トリミングの「ちょうどいい間隔」は、犬種やカットスタイル、年齢によって異なります。うっかり先延ばしにしてしまった結果、毛玉や皮膚トラブルの原因になってしまうケースも少なくありません。
本コラムでは、シャンプーコースとカットそれぞれの周期の目安から、「うちの子にはどのくらいがベスト?」を見つけるためのポイントまで、現役トリマーが分かりやすく解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、おうちの子の適切なトリミング周期の参考にしてください🐾
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サロンでのトリミングでは、シャンプー&ブローやカットのほか、爪切り・足裏バリカン・耳掃除・肛門腺絞りなど、日常生活に必要なお手入れをまとめて行います。※
ご自宅ではお手入れしにくい部分までケアできるため、ワンちゃんを清潔に保ちやすくなり、毛玉やにおい、爪の伸びすぎなどの予防にもつながります。
つまりサロントリミングは、「見た目をきれいに整える」だけでなく、ワンちゃんが快適に過ごすための基本的なケアの時間でもあります。
※お店やコース内容により異なりますが、多くのトリミングサロンではコース内容に含まれています。
愛犬の定期的なトリミングは、見た目の美しさを保つ以外に「健康を守るため」に必要と言われています。ここからは、愛犬に定期的なトリミングが必要な3つの理由を紹介します。
定期的なシャンプーは、愛犬の健やかな皮膚を保つために欠かせないケアです。皮脂やほこり、外出時の汚れは日々被毛に蓄積していきます。
また、犬種によっては抜けたアンダーコートが被毛の中に残りやすく、そのままにしておくと毛玉の原因になることも。
こうした汚れや毛のもつれを放置すると皮膚の通気性が悪くなり、皮膚トラブルにつながってしまいます。
爪切りや足裏バリカンは、愛犬の歩行と関節を守るために大切なケアです。犬の爪は放っておくとどんどん伸び、以下のようなトラブルにつながってしまいます。
特に室内で暮らすワンちゃんは爪が自然に削れにくいため、定期的な爪切りが必要です。
また、意外と知られていないのが狼爪(ろうそう)の存在です。狼爪は前肢の内側にある、地面に接しない爪のこと。
地面に触れないため自然にすり減ることがなく、気づかないうちに伸びて巻き爪になったり、皮膚に食い込んでしまうことがあります。(※写真)
定期的なトリミングは、愛犬の体の変化にいち早く気づくための大切な機会です。
シャンプーやブローの際、トリマーはワンちゃんの全身をくまなく触るため、皮膚の赤みやできもの、耳の汚れなど、ふだんの生活では気づきにくい変化を見つけることができます。
飼い主さまは毎日一緒にいるからこそ、ゆっくり進む変化には気づきにくいもの。定期的にプロの目と手でチェックすることが、トラブルの早期発見につながります。
Salon de Ichikoでは、トリミング後にワンちゃんの状態で気づいたことをチェックシートにまとめ、お返しの際にお渡ししています。
ここからは、犬種のタイプやライフステージに合わせたトリミングの周期目安をご紹介します。
同じ犬種でも年齢や生活環境によって毛や爪の伸びる速さは異なりますので、あくまで目安として参考にしていただき、詳しくはトリマーにご相談ください。
毛が伸び続けない犬種は、1ヶ月〜1ヶ月半に1回のペースでサロンに通うのがおすすめです。
チワワ、ミニチュアダックスフンド、柴犬、ポメラニアンなどのダブルコート犬種は、基本的にカットは必要ありませんが、サロンでのシャンプー&ブローには大切な役割があります。
特に換毛期は、自宅のブラッシングだけでは取りきれないアンダーコートを、サロンでは専用の器具を使ってしっかり除去することができます。
爪切りや耳掃除といった基本ケアも同時に済ませられるので、定期的に通うことでワンちゃんの清潔と健康をまとめて維持できます。
シングルコートの毛が伸び続ける犬種は、カットスタイルにより1ヶ月に1回、または1ヶ月半に1回のペースでトリミングに通うのがおすすめです。
全体を短めにカットすることで毛玉の予防やカットの持ちがよくなり、来店間隔にもゆとりが生まれます。一方、アフロカットや体の毛を長く残すようなスタイルは毛玉やもつれになりやすく、1ヶ月に1回の来店が理想です。
毛玉ができてしまうと、ほぐすのに時間がかかりワンちゃんの体にも負担がかかります。状態がひどい場合は根元からバリカンで刈らざるを得ないケースも…。お気に入りのスタイルを維持するためにも、早めの来店を心がけてあげると良いでしょう。
カットスタイルは、飼い主さまのご希望だけでなく、ワンちゃんの骨格や毛質、毛量、ご自宅でのお手入れ状況によっても、最適なスタイルが変わります。
Salon de Ichikoでは、その子の骨格に合わせた似合わせスタイルや、お手入れしやすく過ごしやすいカットをご提案しながら、無理なく維持できるトリミング周期も一緒に考えていきます。お気軽にご相談ください。
子犬も成犬と同じく、1ヶ月〜1ヶ月半に1回のペースで通うのがおすすめです。小さいうちからサロンの雰囲気やトリマーに触れられること、お手入れの経験を積むことで、大きくなってもトリミングを嫌がりにくくなります。
まだお手入れに慣れていない時期だからこそ、プロに任せるのもひとつの方法です。最初はシャンプーコースだけで十分ですので、サロンに来ること自体を「楽しい体験」として覚えてもらうことから始めてみてください。
シニア犬や持病があるワンちゃんは、年齢や体調に合わせて無理のないペースで通うことが大切です。若い頃と同じトリミング周期では、長時間の施術や頻繁な来店が体の負担になるケースもあります。
一方で、間隔をあけすぎると毛玉や汚れがたまりやすくなり、かえってお手入れの負担が大きくなることも。かかりつけの獣医さんとも相談しながら、その子に合ったトリミング周期を見つけてあげましょう。
サロンでは、体調を見ながらできるだけ短時間で施術を行う方法や、お手入れしやすく過ごしやすいカットのご提案も可能です。気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。
🐕タイプ |
周期の目安 |
|---|---|
毛が伸び続けない犬種 (チワワ・ダックス・柴犬など) |
1ヶ月〜1ヶ月半に1回 |
毛が伸び続ける犬種
(短めスタイル) |
1ヶ月〜1ヶ月半に1回 |
毛が伸び続ける犬種 (長めスタイル) |
1ヶ月に1回 |
子犬(パピー犬) |
1ヶ月〜1ヶ月半に1回 |
シニア犬・持病がある子 |
体調に合わせて無理のないペースで |
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トリミングは見た目を整えるだけでなく、皮膚や被毛の健康維持、爪や足裏のケア、体の異変の早期発見など、愛犬の健康を守るために大切な習慣です。
同じ犬種でも年齢や生活環境によって毛や爪の伸びる速さは異なります。「うちの子にはどのくらいが合っているんだろう?」と迷ったら、ぜひトリマーにご相談ください。
目安よりももっと頻繁に通いたいという場合も、低刺激のシャンプーを使用するなど、ワンちゃんの皮膚に配慮した対応が可能です。
Salon de Ichikoでは、お返しの際にワンちゃんの状態やカットスタイルに合わせた次回のおすすめ来店時期をご案内しています。
その場で次回予約をお取りいただくこともできますので、お気軽にご相談ください。